2014年1月25日 午前5時3分

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たった1分の時間が 10分にも1時間にも感じる。 それほどまでの胸騒ぎだ。 それは決して私が臆病すぎるのではない。 いわゆる、嫌な予感というやつだ。 なんだか胸騒ぎがする。 なんだか・・・ なんだか・・・ でも、開くしかない。 青いピカピカの主は誰なのか、 確認するのは私の役目だ。 それをやらないことには何も始まらない。 それに、時間はどんどん経って行ってしまうだけだ。 もうすぐ夫だって子どもたちだって起きてきてしまう。 朝の時間はそれほど貴重なのだ。 そして、短い。 私にはその緊張も不安も胸騒ぎも もう封じ込めるしかないのだ。
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