2014年1月25日 午前5時3分

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そうこうしているうちに、 二階で物音。 そう、子どもたちのお目覚めだ。 ふと、時計に目をやれば、 もう針が午前6時を回ったところを指している。 いつもの子どもたちの起床時間だ。 そっかあ、もうそんなに時間が過ぎたんだ。 「私はここまでくるのに、 こんなに時間を使っていたのね」 ちょっとだけ冷静に考えられる 自分がいた。 そんな自分に少しだけ安心。 さあ、ここからはいつもの朝だ。 いつものように、 母親の役割をこなさなければならない。 子どもたちを元気よく 学校へ送り出すのが母親の務めだ。 切り換えなくては・・・ いつものように振る舞わなくては・・・ 決して、この空気を悟られてはいけない。 子どもたちに心配かけることがあってはならないのだ。 だけどまた、それがかえって普段通りではない 私を醸し出していたようだ。 到底、私は気づくはずもない・・・
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