*2 事後は密かに

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「だ、か、ら! 花粉……んっ」 再び重なる唇。 背後で個室のドアが開く音がして 私は拓真の胸を押し返した。 店員が咳払いをしながら、ローテーブルにプレートランチを置く。 「……見られたじゃない」 「見せてやれよ」 「馬鹿」 「欲求不満で浮気される前に手を打っただけなんですけど」
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