5* 憶測と妄想

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シンクの前は磨り硝子。 外は通路。 最中にアパートの住人が通る姿が見えて、ドキドキしたのは事実。 シンクの縁に手を掛けて。 声を殺して、耐えて。 「今度こそパスタ茹でるから」 「感じたのは否定しない訳ね?」 「……」 素直にはいとは言えず、私は無言でいた。
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