第1章

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「血はまたできるわ。貴方がこうして生気をくれるから」 ぎゅっと抱きしめると、 優しく抱きしめ返してくれる。 デイジー、私のそばから離れないでね。 消えて行かないで。 私を1人にしないで。 「ずっと一緒よ。デイジー。」 デイジーは優しく妖しく微笑んで 「上出来だ。」 耳元で囁いた。
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