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「じゃあ、そろそろ本題に入るね。李亜瑠杜学園は男子校。女子の君はかなり危険だ。分かるね?そこで、そこの執事クンにマヒロ君を付き添ってもらう。」
ほほう、それは嬉しい。
「しかし、唯一執事クンが入れない所がある。」
「入れない所?」
「ああ、【虹薔薇(にじばら)ルーム】だよ。その名の通り、特殊なセンサーを使っていて、君たち虹薔薇しか入ることが許されない部屋だ。」
なんか、めっちゃ憧れる・・・あ、私使っていいのか。
早く行ってみたいな。
「聞いていると思うけど、七薔薇は今かなり酷いんだ。心が無いっていうか、何ていうか・・・」
「私・・・出来るところまで頑張りたいです!!任せてください!」
「おお、頼もしいな。宜しくたのむよ?」
「はい!」
「君のクラスは1-Fだ。紫薔薇(しばら)の君の水島 萃(みずしま すい)クンと白薔薇(はくばら)の君の鈴風 真白(すずかぜ ましろ)クンが同
じクラスだよ。他に、秋薔薇(しゅうばら)の君の一之瀬 秋(いちのせ とき)クンと緑薔薇(りょくばら)の君の鎖伊達 水鳥(さだて みどり)クンが1-C。蒼薔薇(そうばら)の君の達華 碧(たちばな あおい)クンが1-E。黒薔薇(こくばら)の君の雪梨 零(ゆきなし ぜろ)クンと黄薔薇(おうばら)の君の桜花 劉(おうか みずき)クンが1-Gだよ。」
メモメモっと。
あれ、秋クンってどこのクラスだっけ?
同じクラスなのは達華 萃クンと・・・何真白だったっけ?
みずきってどう書くんだろ?水紀?美月?
あれ・・・?あれれ?
「お嬢様、私が全て写しましたので焦らないでも大丈夫ですよ?」
「・・・有難うございます・・・。」
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