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___ん~胸はDカップ強ってとこか、詰め物じゃなければいいけど。尻はデカくて俺好みだし、スタイルは文句ナシだな。
顔は……と、んー化粧がちょっと派手だなぁ。あの盛りに盛った睫毛、自分でイケてるとでも思ってんだろーか。それに今時カラコンかよ。スッピンは酷そうだな。
ま、顔は二の次だ。体は合格ラインだし、尻軽そうだし、あの子に決定ー。
行き交う人が一秒たりともじっとしていない渋谷のスクランブル交差点の前で、むさ苦しい人波をかき分けて女に駆け寄り肩を叩いた。
「ねぇねぇ、そのマフラー、モンクーレだよね?俺もそのマフラー欲しいんだけど何処で買ったのか教えてくれないかなぁ?」
そのマフラー、一年前に買って、とっくの昔に飽きて捨てたけどね。
「え?」
突然声を掛けられた女は驚きの表情を浮かべた後、すぐにナンパだと察したのか眉を顰めた。
「そこのルパコに売ってましたけどぉ……」
知ってるよん。
「え?まじで?早速買いにいくわ!ありがとう!」
「はぁ」
はぁ、じゃねーよ。こいつ、近くで見ると肌きったねーな。
汚い女の顔面から目を背け、見せつけんばかりに露出された胸に視線を落とした。
「教えてくれたお礼にお茶でもご馳走させてよ」
ついでに、股も開いちゃおうよん。
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