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二、初めての学生生活と異空間。そして出会い

　私が日記をつけ始めたのはこの頃だった。今では読み返すたび懐かしい記憶がよみがえる。
　この輪廻を断ち切るにはすべての日記が必要。過去の私、別の世界の私はそれに気付くのはいつだろうか。
　破壊の一途を突き進む世界を食い止めるだけしか出来ない私は、ただ、見るしか出来ない――