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得意先はでっかい豪邸だった。
お客様はどんな事を依頼してきてるんだろ?
検討もつかない。
「環。お前はこれからこの屋敷の跡取りとして振舞って貰う。」
何だってー!?
跡取り!?
僕なんかにそんな大役務まらないよ…
「そんな不安そうな顔するな。大丈夫だ。」
山田さんは優しく微笑むと僕の頭をくしゃくしゃ撫でてくれる。
「そんなこと言っても、僕は記憶無いんですよ?絶対ボロ出ますって…」
山田さんは絶対大丈夫とまた言って屋敷の中に僕を伴って入っていった。
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