二章
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「厳しいんですね…」 「うーん…自分の感性は役に立たないかもね」 「そうですか」 「考えてるんだ。先の事」 「まあ、もちろん考えてます。絵が好きなだけじゃいけない事もわかってます」 彼女はなんだか優しい表情で僕を見る。 「でもね。好きじゃないと続けられないもの」 「ですよね…」
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