二章

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「見ても良いですか?」 どうぞ、と云う風にスケッチブックが差し出された。 「はぁ…バランスが良いのね」 彼女の先がスケッチブックの上をなぞる。 肩から背中、腰のライン。 もちろん、僕に触れているわけじゃないけれど… 視線はスケッチブックにくぎ付けになる。
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