二章

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「あーそうね。やっぱり恥ずかしいものね、他人の目で見る自分の姿って」 「ですよね…」 「隆くん、アルバイトは週に何日?」 「一応、三日です。それも夕方には終わりますけど」 彼女の提案で、僕のアルバイトがない曜日に四時間この場所で描こうと云う事になった。 四時間を半分づつ、モデルと描く事を交互にする事になった。 少なくとも、この夏の大半を彼女と過ごす事になったのだ。
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