終章

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レジでお金を払って、また自転車に乗り込んだ。 あの夏が…風とともに僕の身体をすり抜けてゆく。 自転車を止めて、アトリエを振り返る。 ありがとう… 薫さん 貴女の嘘は…優しい嘘だったんだね あの時には恥ずかしくて言えなかったけれど… 愛してるよ 貴女の事を… 貴女の嘘と…純情な僕… 完結
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