88人が本棚に入れています
本棚に追加
/357ページ
「二人とも、そろそろ時間じゃない?」
「あ、ほんとだ」
「じゃぁ、行ってきます♪」
「行ってきます」
「いってらっしゃい♪」
お母さんに見送られながら家を出た。
「おーい。奈緒くーん。あやー!」
家を出て直ぐ、後ろから光君とみーちゃんが来た。
「おはよう!」
「おはよう。奈緒、綾」
「おはよう。光君、みーちゃん♪」
「おはよー」
「・・・・奈緒君。その髪どうしたの?」
「確かに」
「あ、これ?」
やっぱり気になるよね。
「このリボンね。合格発表の時に綾がプレゼントしてくれたんだ♪」
「そうなんだ?」
「僕、嬉しくて、これで髪括ってもらったんだ♪」
「奈緒君水色好きだもんね」
「よかったな。奈緒」
「うんっ♪」
「それに、奈緒自身可愛いから、似合ってるでしょ?」
「うん。めっちゃ似合ってるよ!」
「あぁ。似合ってる」
「えへへ。ありがとう///」
最初のコメントを投稿しよう!