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「や~ん りか ズルいよ!私も抱っこしたい」 誰が抱っこさせるか。この貧乳め。 ペロン 「ひゃっっっ も~ケンちゃんくすぐったいよっ」 ペロペロ ペロペロ ペロ 「ひっ…… も…ほんとに……ちょっと………」 「ちょちょ ! ケンタ!! り、りかちゃんもなんちゅー声出してんの… 頼むよ~」 うるせぇな英司! こんくらいでガタガタぬかすな。今いいとこなんだよ。 いつもやってんだろ?! 「おいおい、いちゃつくのは後にしてそろそろ始めようぜー。明日は現国となんだっけ?」 「英司がテスト勉強しつつ夏休みの予定立てようって言うから集まってんだろ~?」 そうか、今はテスト期間だから帰りが早かったんだな。 りかちゃんの膝の上は捨てがたいが、一旦退散するか。 俺は大人だからな。うんうん。 学生は勉学にはげみたまえ。 最後にりかちゃんの顎をひと舐めしてから スチャ っと降り立ち まっすぐに伸びた美しいしっぽをピコピコ揺らしながら出窓に戻った。 ふわわぁぁ~ もう一眠りするかな。 英司、終わったら起こせよ
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