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えっ?……あ、いや?別にーーーっ、、、 って真っ赤な顔で言ったらバレバレだろ。。 本当に英司は素直すぎるよ。 「……………まぁいいわ。 今年はお父さん、年末帰ってくるんでしよ? 正月は顔出せると思うから、その時に会わせて。 ………何めっちゃ嫌そうな顔してんのよ。 予備校とかでたまにしか会えない受験生なんだから気を利かせろよ。 …とか思っちゃってんでしょ? 会えばイチャイチャしてヤる事しか考えてないガキの事なんてお見通しよ。 どうせ私とは正反対の小さくてポヤンってした感じの子なんでしよ? 背が低いくせにやたらとグラマーで、そのギャップにやられちゃったとか? …………ギャップ萌え、いいわね。。 会う度にヤってばっかりだと、 身体が目当てだったの…? みたいな面倒な事を若い子は言い出したりするのよ。 グラマーな子は特にね。 本当に……だからアンタは馬鹿なのよ。 …健全なデートと家族に会わせる。 受験終わるまではそれで頑張りなさいよ。」 一気に言い切られ、 ほとんど図星をつかれていた英司は ……もう頷くしかなかった。。。 ま、頑張れ。英司。
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