☆12☆

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……えぇっっ? もーそういう事はもっと早く報告しなさいよ。 …そう、まぁ反対の理由はないしね。 … そうね~ お正月かしらね。 待ってるから、よろしく伝えて? ーーーーーまた母さんの声で起こされましたが。 デカイ声で誰と喋ってるんだ? 貴子でも帰ってるのかな……? ふあぁ~っ シオン、お前もそろそろ起きろよ~ 夜寝れなくなっちゃうぞ。 シオンとポテポテ歩きながらリビングに向かうと、 やっぱり母さんと貴子がコーヒーを飲みながら話をしていた。 どうやら流れからすると、井上ドクターとの話しだな。。。 シオンを抱っこしながら話してる貴子は 「…向こうから、是非に、って言って来たのよ。 そ、そりゃ私だって 嫌だったら断るけど 先生と話してると、ちょっと、調子が狂うっていうか いつもみたいに 『は?』 ってならないっていうか…」
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