☆13☆

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「いゃあ~~んっっ!カワイイ! こんなに可愛いいなんてケンちゃんも幸せ者だねっっっっ!」 夏休みも終わりそうなある日の午後。 りかちゃんが課題の見せ合いっこ、という名目でシオンに会いに来た。 途端にこの奇声だった…… りかちゃんはベットに腰掛けて、シオンにぐりぐり頬擦りをしながら抱っこしている。 まぁ……いいんだけどさ。 いつもは俺を抱っこしてくれてたのに、とか 膝に乗りたいなぁ、とか 「あ~ 肉球、ぷにぷに~ 食べたくなっちゃうっ」 くっ、くそう…、 羨ましいじゃねーか! 英司が飲み物を持ってきて、シオンの名前の由来やら、百合さんの話をしている。 その間も胸元できゅぅっとシオンを抱いているりかちゃん。 『ねぇ~ けんた~ りかちゃんのおっぱいって、ふかふかできもちいいねぇ~ シオンこんなの初めてだよ。 この中ってどうなってるんだろうね…』 と、羨ましいほどに挟まれているシオンだったが、 あろう事か 少し広く開いた胸元から見える谷の間に ズボッと頭を突っ込んだ。
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