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「いゃあ~~んっっ!カワイイ!
こんなに可愛いいなんてケンちゃんも幸せ者だねっっっっ!」
夏休みも終わりそうなある日の午後。
りかちゃんが課題の見せ合いっこ、という名目でシオンに会いに来た。
途端にこの奇声だった……
りかちゃんはベットに腰掛けて、シオンにぐりぐり頬擦りをしながら抱っこしている。
まぁ……いいんだけどさ。
いつもは俺を抱っこしてくれてたのに、とか
膝に乗りたいなぁ、とか
「あ~ 肉球、ぷにぷに~
食べたくなっちゃうっ」
くっ、くそう…、
羨ましいじゃねーか!
英司が飲み物を持ってきて、シオンの名前の由来やら、百合さんの話をしている。
その間も胸元できゅぅっとシオンを抱いているりかちゃん。
『ねぇ~ けんた~
りかちゃんのおっぱいって、ふかふかできもちいいねぇ~
シオンこんなの初めてだよ。
この中ってどうなってるんだろうね…』
と、羨ましいほどに挟まれているシオンだったが、
あろう事か 少し広く開いた胸元から見える谷の間に
ズボッと頭を突っ込んだ。
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