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「ふふ。私も英ちゃんの事、大好きだよ。
英ちゃんの誕生日は花火大会の日でしよ?
お泊まり出来るように恵美とかにアリバイお願いしてるからさ。
今はテスト頑張って楽しい夏休みにしよ?
海もプールも行こうね?」
「うん……そうだよな。りかちゃんと過ごす初めての楽しい夏休みの為に頑張んないと。
りかちゃんの浴衣にりかちゃんの水着にりかちゃんのハジメテだらけ、、だもんな。うん。うん。(一人で納得している)
じゃ、帰って勉強しよう!りかちゃん送ってくよ!」
「英ちゃん…… そんなに大きな声でハジメテとか言わないで……
凄い恥ずかしいから…」
「りかちゃん。。。そんなに真っ赤になっちゃって…めちゃめちゃ可愛い!」
バカみたいに口をあけた英司がガバっと再度抱きしめている。
りかちゃん。英司の操縦うまいな。
自らを餌にやる気を出させるなんて!
あぁ英司が単純バカで分かりやすいしな。
ようやく手を繋いだ2人が公園を出て行った。
英司が帰ってくる前に俺も帰ろ。
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