☆20☆

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程なく交代の子達が来て、英司もりかちゃんと回るから~と 裏に行ってしまった。 ちょーーーーーっと待ったー! シオン。俺ちょっと出るけどいい? 留守番できる? 『うん!大丈夫だよ~ 撮影楽しいし。皆んなニコニコしてて全然怖くないから!』 よし。イイコで待ってろよ? と顔をひと舐めして俺も裏に回り ゴソゴソ財布とか準備してる英司を見つけて背中に飛び乗った。 「おわっっ!! ビックリした~、ケンタ? どうしたんだ?」 抱っこに向きをかえた英司の右肩によじ登り、顔を擦り寄せて甘えてみる。 「………ケンタも行く?」 そうこなくっちゃ! 英司の顔をベロっと舐めたら ははっ。リード付けるならいいよ。 と笑って言った。
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