17人が本棚に入れています
本棚に追加
/386ページ
「ほら、かなりのベッピンさんだろ？？
隣駅に住んでるから近いぞ」
「あら、どこの子なの？」
「ほら、ERの三井先生。去勢しないで子猫も育ててるみたいでさ。
前に婿探ししてる話しを聞いた時に即立候補しちゃったんだよ（笑）
今回の帰国に併せてお見合いさせましょうって話してたんだ」
けっっっ
勝手に決めて来やがって。
だいたい雄雌あわせりゃすぐ交尾すると思いやがって。。。。
こっちにも事情ってもんがあるだよ。
だいたい引く手数多のこの俺が1人の女に落ち着くなんて……
「ほら、ケンタ見てみな～」
父さんがスマホの写真を見せてきた。
にゃっっっっ ！
すっっげぇ可愛い………
ち、ちょっとこの話し進めてもらえませんかね！父様！！！
いつもは絶対しないのに父さんの足元にウニャウニャまとわりついてみた。
甘えちゃうよ？俺。
「あははは！ケンタはやっぱりメンクイだな～ 明日にでも三井先生に言っとくよ。
うまくいくといいな」
父さんの大きな手でポンポンと頭を撫でられた。
あぁ、父さん！
やっぱり父さんは偉大なんだな。。。
感動したよ。
「まぁケンタはこの界隈でブイブイいわせてるって三井先生に言っちゃったから、まず先生に気に入られるかわからんけどなぁ～～
あははは！」
オヤジ。。。
寝てる時に肉球で鼻の穴塞ぐぞ
最初のコメントを投稿しよう！