☆4☆

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「きゃぁぁぁ~~ なんっっって可愛いのかしらっ!! ケンタと百合ちゃんと同じね。 真っ白でしっぽが長いわ。」 母さんが子猫を抱っこして悶えている。 「あれ?この子オッドアイなの? 綺麗な瞳ねぇ…… お父さんがブルーの瞳なのかしら?」 「あぁ、百合の旦那さんは隣の黒猫なんですよ。 また見事な漆黒でね。瞳は確かにブルーでした。 なのでいつも産まれる子は真っ白か真っ黒でしたよ(笑)。 今回は百合のが強く出たみたいで、白が3匹もいました。」 百合さんの旦那……気になるぜ。 ってかずっと1人だけなのか……? チラ見で百合さんを見ると 『私とレイは、、、隣の黒猫ね? 私がこの家に来た時からずっと一緒なの。 散歩の仕方も集会の出方も全部教えてくれたのよ。 と言ってもほとんど集会には参加させてもらえなかったけどね。 俺が出るから必要ないって。ふふふ。 過保護なのはこの歳になっても変わらないの。 今もきっと隣でヤキモキしてるわよ。 ケンタさんかっこいいから。 帰る頃は多分玄関先で待ってると思うわ(笑)』
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