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「へぇーーーー
…………ほーーーー……
なるほどね。うんうん。
えっっっ?こんな事しても大丈夫なの??
マジか……」
英司、心の声がダダ漏れだよ。
しかし、何が書いてあんの?
大丈夫って何が??
気になりすぎて、起き上がって思わず英司の顎をベロベロ舐めてしまった。
「…… ケンタ、やべぇよ。
翔がいよいよなんだから勉強しろってこの本貸してくれたんだけど、俺、コレを実践出来る自信ねぇ…………」
俺をギュっと抱きしめながら
英司が不安そうにつぶやいた。
いや、こんな雑誌に載ってるのなんて結構ハードル高いだろ。
ドーテーがその通り実践なんて出来ないんじゃね?
っつうかハジメテってのは
テクニックじゃなくて心だよ?
身体だけじゃなくて心も一つに繋がる幸せを感じる事が
今後の2人の付き合いの深さを……
ピリリリリッ ピリリリリッ
「あっ! もしもし?翔?」
おい!
俺、先輩として今良いこと言ってたんだけど…わかってる?
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