☆6☆

5/12
前へ
/386ページ
次へ
本来、クールビューティーなイケ猫の俺は、 2、3回会っただけの奴に おいでおいでされたって 絶対行かないんだけど、 ナゼか近寄り、差し出された指先へ鼻頭を近づけ 頭を触らせてしまった。 別にお気に入りの首輪を褒められたからじゃない。 だって、、左手に持ってるリボン付きの紙袋、英司の誕生日プレゼントなんだろ? そんな泣きそうな顔でヨシヨシされたら、 慰めたくなるだろ…… 「戸山君いないみたいだから、また夜にでも来てみるね。 バイバイ。」
/386ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加