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本来、クールビューティーなイケ猫の俺は、
2、3回会っただけの奴に
おいでおいでされたって
絶対行かないんだけど、
ナゼか近寄り、差し出された指先へ鼻頭を近づけ
頭を触らせてしまった。
別にお気に入りの首輪を褒められたからじゃない。
だって、、左手に持ってるリボン付きの紙袋、英司の誕生日プレゼントなんだろ?
そんな泣きそうな顔でヨシヨシされたら、
慰めたくなるだろ……
「戸山君いないみたいだから、また夜にでも来てみるね。
バイバイ。」
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