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英司は 家に今誰もいなくて、
このまま上がって貰うわけにはいかないから場所変えようって言って
そのまま送るからって外に出て行った。
当然俺も後をつけたぜ。
着いたのは集会所になってるあの公園。
1人分離れてベンチに座っている2人の真後ろに陣取り
今日の昼からの胸のつかえを解消するべく、聞き耳をたてた。
しばらく黙り込んでいた2人だが、英司が切り出した。
「あーーーっと、えっと、、、
山本はそう言う。あの、気持ちでいてくれてたって事……なの、か、な、、、」
「う、うん。。 私はりかと友達だし、戸山君とりかがラブラブなのも分かってるの。
りかと別れて付き合って欲しいって事じゃなくて…
何て言うか、諦める為に伝えたかった。とか踏ん切りつけたかった。とか、、、、
迷惑なのは分かっていても、
私の気持ちを、戸山君が知らないまま消したく無かったっていうか……
やだ。私何言ってるんだろ…」
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