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……… 夕方前にりかちゃんが家に来た。
お泊まり用バックと浴衣一式。
そしてケーキの箱も持っていてかなりの大荷物だ。
「遅くなっちゃってごめんね。今日は……お世話になります………」
「い、いらっしゃい。
大荷物だし暑かったよな。早く上がってよ…」
「う、うん。 お邪魔します…
あっっ、、英ちゃん。
お誕生日おめでとう!って夜の電話でも言ったけど。 エヘヘ。
これ、ケーキ作ったの。冷蔵庫入れてね」
「あ、ありがとっっ!」
………だーーーーっっっ!
何なんだよ2人で顔赤らめちゃって
照れすぎなんだよ!意識しすぎだろ。
ちょっと俺、背中痒くなってきたぜ。
も~~ 俺の出番だな。。
変な使命感に萌え、あ、、燃えた俺はりかちゃんの足元にすり寄った。
早く上がれよって感じで
しっぽをピコピコ振り、
チラリと振り返りながら先導する。
「ふふふ。ケンちゃんに早く来いよって言われちゃった!」
パタパタとりかちゃんがついてきた。
ふぃ~ 、、 世話がやけるぜ。
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