第四章

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――っ!! ―っロ!!! 「クロ!!!!!」 ハッっ!!! ちょっと昇ってた汗 固まってた尻尾がユラユラと揺れ出したことに安心したのか、魔王様は息を吐いた。 「心配させるな、クロ…。」 「…ごめんにゃさい」 (にぁぁんん…。) 僕はタラリと頭を垂らし、反省しているポーズをした。 魔王様はヨシヨシと僕の項垂れた頭を撫でてくれた。 ほんと、魔王様の手って気持ちいんだよなぁー。 ゴロゴロと喉を鳴らしながら手に擦り寄ってみた。 魔王様は僕の気持ちを読み取ってくれたのか、存分に撫でてもらった。 ついでに、仮眠もさせていただきますた←
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