第四章

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「くぁぁぁあ、いい天気ー。今は……んー。昼ぐらい?かな!」 昨日魔王城に来てから、どこも見れてなかったから今日は沢山散歩するぞー!! カーテンから差し込む光で朝ぐらいだと判断した僕は、まだ隣で眠る魔王様を起こそうと手を伸ばす……………… が。 「ん!?!?!?!?」 手!!!!!!!!! 人間の手!!!!!! 僕の手!!!!!!!!! 「魔王様!!!魔王様!!!」 一生、人には戻れないと思っていた僕は驚き魔王様をたたき起こす。 「ん~、」 目をこすりながら起きる魔王様…マジイケメン! キュンキュンしながらも、僕は伝える。 「魔王様!!!僕、人間になった!!!!」
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