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「クロ。いつも裸だったんだから今さら恥ずかしくないだろ?」
クスクス笑いながら、僕の頭を撫でる魔王様にすごく嬉しくて、でも恥ずかしいから
まだうずくまっていた。
チンっ
魔王様が執事を呼ぶ呼び鈴を鳴らした。
僕を膝に乗せたその上から毛布をかけ、僕を抱きしめた。
そう。肌と肌とがくっついてるのだ。
ん!?!??
すごく恥ずかしくて
魔王様の腕から逃れようとしたけど、僕の腰を押さえつけて頭撫でるから
クテンと魔王様に諦め半分体を預けた。
「疲れたァー」
「あんなに暴れるからだ。ほら、もうすぐで執事が来るから状況を説明するぞ。顔を出しとけよ。」
「はぁーい」
もうこのさいなんでもいいやと思った僕は、魔王様にぎゅーっと抱きついた。
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