第五章

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魔王side あの永遠の誓いを交わしてから、クロは変わった。 朝起きたら、クロが人間になっていたのだ。 驚いたが、これからのことを考えたら笑顔になる。 クロが嬉しそうに、俺と話したかったと言ったときは、嬉しすぎてその日1日ニヤニヤが止まらなかった。 今も考えただけでニヤニヤが止まらない。 そんな幸せもこいつらのせいで台無しにされる。 「―おい!魔王!!俺が勇者だ!お前を倒s」 プチ はぁ…。さっきからこの繰り返しである。 今日はクロと夜ご飯を一緒に食べたり、お風呂に入ったりと約束があったのにも関わらず…っ。 「魔王!俺の仲間を殺s」 ブチャ ムカついていた。 俺の眷属にも感情が伝わったらしく、手を出す前にはもう勇者は潰れている。
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