はじまりの詩
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決心したように 上を見上げる。 涙を拭うと、黄色い明りが瞳に入り込む。 真ん丸お月様が、私を見てた。 一人ぼっちで泣いている私を お月様だけが見てた。 お月様だけが私を見てた。 ずっとずっと逸らさずに 見守るように 私を見てた。
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