10* オアズケは最大の調味料?
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拓真は片手でパジャマごと私の上半身を押さえ込んで、ニヤリと笑う。 「いい眺め~」 「や……」 「スマホで撮っちゃおっかな」 「拓真っ!」 「冗談」 私を跨いでいた足の指先で私のパジャマのズボンに引っ掛ける。そしてズリズリと器用に引き下ろして。 私も拓真もほぼ何もまとっていない状態。 「こういうのもいいね、伊織を攻めてる感じっつうの?」 「あのね」 「征服感」
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