*12 リベンジ、悪戯

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私が脱力したことに気付いて、拓真は私から手を離し、キスをした。 「拓真は」 「俺はあとでご奉仕してもらいますんで」 倍返しで、と拓真はニヤつく。 私は、馬鹿!、と一蹴して。 「ねえ。昨日、椎名部長に釘刺されたの」 「は? 何だよそれ」 「これ以上嗅ぎ回るな、って。拓真と私のことも気付いてる」 「はああ?」
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