25* 境地2

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そろそろ定時になる。そしたら自動ドアからは波のように社員が出てくる。そしたら紛れて見逃す可能性もある。 そのときだった。 「あっ!」 自動ドアから恰幅のいい年配者が出てきた。濱田常務だ。手を挙げて車を呼び止める。
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