27*拘束、投獄2

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洋モクの匂い……椎名部長の上着だ。 「部長……?」 「大丈夫か、谷島」 「はい」 そう返事をすると美咲はしゃがんでいる私の前に来て彼女も座った。そして私の両手を拾い上げ、ぎゅっと握る。 「伊織が無事でよかった」 「ねえ、美咲。どうしてここが」
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