28* 反転攻勢

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美咲は私の両肩に手を置いてポンポンと叩いた。 「辛いよね」 「ごめんね美咲」 「私はいいの。紅茶飲んだらシャワー浴びてゆっくり休んで。お腹が空いてるならルームサービスで何か取るから。夜中でもパンぐらいはあるだろうし」 そう言うと美咲は私の肩を押してソファに誘導した。カップから立ち上る湯気を見つめながらそっと啜った。
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