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総務の社員は私を見て、怪訝そうな顔をする。いかにも面倒くさいと言わんばかりに。
「私は濱田常務と営業部の吉村さんに用事があって、中に入りたいんですけど?」
ニッコリ笑ってご挨拶すると彼はますます嫌な顔をした。
「総務の人ってこれだから……困るのよねっ!!」
「えっ? ぐおっ……う」
私はタイトスカートの裾を少し持ち上げた。そして彼の股間目掛けて膝を蹴り上げた。膝の皿にぐにゃりとした感覚がした。命中したらしい。
「……う」
彼は呻いて両手でそこを押さえて屈み込んだ。
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