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「当たり前だろ! 誰が伊織のエロ動画を他人に見せるかっちゅうの。お前がベランダでよがってる顔も恥ずかしそうにオシッコしてんのも、誰にも見せねーわっ! 俺だけの伊織だ!」
拓真のドヤ顔。
「そ、そこ?? あのねっ!」
「俺には伊織しかいねーし、伊織が誰かに命狙われるのも耐えられねーし。騙したのは悪かったけどよ、俺には伊織だけなんだよ」
「だから、籍も?」
「ああ……。誰にも渡さねーし」
拓真はそう言うと恥ずかしそうに俯いた。拓真……そこまで私を……。
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