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「でも、美咲の画像や私の動画をネットに載せるなんて卑怯よ」
「だから伊織は甘いんだよっ、馬鹿!」
「ば、馬鹿あ……?」
むっとして私は拓真の前ににじり寄る。そして手を上げてひっぱたいた。
「痛え」
「当たり前でしょ!」
もう一発、平手を食らわそうとして美咲に止められた。
「離して美咲!」
「伊織落ち着いて。ほら吉村さん……」
拓真は叩かれそうになってもじっとしていて。
「ちょ……何で逃げないのよ」
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