*36 最終章

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美咲はそそくさと食べてシートから立ち上がった。 「もう行くの?」 「椎名さん待ってるから」 「ご馳走さま」 「いいえ。私の方こそご馳走さま」 そして美咲は屋上から階段へと消えた。 拓真は食べ終えたのか、シートの上にゴロリと寝転がった。
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