ふたば

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騒ぎを聞きつけ、天とサウザーがあすみのところにやってきた。 「大丈夫か、あすみ、ごめんな。 すぐに助けてやれなくて」 天が謝る。 「大丈夫よ。 この子が助けてくれたの」 あすみがフタバを抱き上げ、天に見せる。 「うん?誰だ?その猫は?」 「えっ、知らないの? てっきり、サウザーの兄弟かと思っていたんだけど」 フタバは、あすみの腕から降りて、サウザーとかけっこを始めていた。
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