ふたば

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深紅の瞳で人懐っこい、愛嬌のある瞳をしている。 純白におおわれた白い体は、フサフサでやわらかそうな毛質をしていた。 体格は小さく見た目は、子猫だった。 「かわいいー! あなたどこから来たの?」 あすみが子猫を撫でながら言う。 子猫は、「みゃー」と鳴いた。 「あなた、サウザーのマネをして私の下着を取ろうとしてたでしょ。 だめよ、悪いことをマネしたら。 あれっ?」 あすみが子猫を見て何かに気づいた。 「あなた、しっぽが2本あるじゃない! あれ、ということは千年猫のクリーチャーなの? 千年猫は、年を重ねるごとにしっぽが増えていくクリーチャーだったはずよね。 ということは、今あなたは、2歳ね」 子猫は、「みゃー」と鳴き、頭をかしげている。
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