第1章
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震える、足が震えて動けない。 震える、手が震えて文字も書けない。 震える、顎がガタガタ鳴り声も出せない。 震える、体が屈辱に、羞恥心に、悲しみに、怒りに ただ、耐えるためだけに震える 震えた、心が、僕のいる世界が 震えた、視界が涙で揺れた、泣き声も震えている。 この世に生まれて、君に出会えてよかったと
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