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『ジュジュ?』
『そうだ、コトブキと二回書いてジュジュだ、いい名前だろう?』
その小さな老人は、得意げにヒゲを撫でながら言った。
『化け物なのに、名前あるのか・・』
俺は、思わず口に出してから、ヤバいと思ってしまった。
『ゴホン・・』
ジュジュは、咳払いすると、木の脇を指差して言った。
『そこに倒れている看板を見てみろ、俺が、どんなに立派な精霊か分かるからな!ちなみに、その看板は、お前が倒したんだからな、直せよ!』
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