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俺達は、神木のある場所までたどり着いた。
俺は、何も言わずにジュジュを探した。
ジュジュは眠っているのか、どこにも姿がなかった。
『なんだよ、ここ来た事あるぜ・・』
和樹の思いがけない言葉に、俺は聞き返してしまった。
『お前、ここに来た事あるのか?』
『ああ、兄貴と子供の頃に良く探検ごっこしながら自転車で来てたよ』
そう言いながら、和樹は懐かしそうに神木を見上げた。
そして神木を抱きしめながら言った。
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