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『わかったよ。それで兄貴が天国へ行けるなら俺、協力するよ』
予想外に、あっさり了解を得られたので俺も気持ちが楽になった。
俺は、庭で母親と犬を見つめ続けている和夫を呼んだ。
そして和夫と和樹と並んで立たせた。
『さあ、目を閉じて深呼吸を三回して』
俺は、そこで姿を消したジュジュに耳元で言われた指示通りの事を言った。
すると二人はあっと言う間に眠り始めた。
スースー・・・
二人の静かな寝息が聞こえて来た。
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