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『何よ、あなた達には関係無いでしょ?それとも、どちらかがこの神社の持ち主なの?』
俺は呆れた。
俺も他人の事を言えないが、亜美もかなりひねくれた性格のようだ。
『亜美ちゃん、怒らないで聞いてくれる?亜美ちゃんがここを離れて体に戻らないと君は、本当に死んでしまうんだよ。こうしている間にも体はどんどん衰弱している筈だからさ・・』
俺は、自分の現状と重ねて何とか亜美に分かってもらいたいと思った。
すると亜美は、黙ってボンヤリ神木を見つめていた。
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