本当の自分

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 気付かぬうちにカップまで奪われていた。  彼女はコーヒーを飲みながら、 「主人のものなんだから、椅子になるのも当然だろ?」  めちゃくちゃなことを言いやがった。 「ちょっと意味わかんないっす」 「わからなくても結構♪」  さらに先生は背中を預けてきたではないか。  彼女の首筋が俺の目の前に……。  や、やばい!  風呂上がりってのもあるせいで良い匂いが!  石鹸と彼女自身の匂いが混ざり、何とも言えない興奮を呼び起こされる。
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