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何を注がれるのかという恐怖から、一気に目が覚めた。
どうやら俺は寝てしまっていたらしい。
「ちっ、つまんないな~」
残念そうにカップを俺の前に置く先生。
この反応、マジで注ぐつもりだったな……。
「こんな物注がないでください。寝耳に水どころじゃないですよ」
そのカップの中身はコーヒー。
いかにも美味しそうな良い香りが鼻をくすぐる。
「テーブルに突っ伏して寝てるのが悪いのよ。それよりも、早く飲んでみてよ」
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