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例え2次元に夢見る男の子だろうが 暴力男だろうが 小学校の時から、こんなにも変わらずに好き。 あいつがアニオタじゃなかったら、きっと不安で仕方なかっただろうな。 あたる先輩には劣るけど、コタもカッコイイもの。 「本当に、君は一途だね。振り向いてもらえない男を見つめてても報われないのに。」 「えっ」 あたる先輩が、私を壁に追い詰める。 「こうなったら、力ずくで君を俺のもにしてもいいんだけど」 あたる先輩が、私の顎をすくって、自分の方に顔を向けた。
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